子どもの頃の傷を未だ背負っているみんな〜〜

幸せは掴める〜〜〜!!読書体験記とか、日記のようななにか

ジャガイモのパイユと肉焼いた〜〜〜!!!

漫画ワンピースで食べているのを見て、めちゃくちゃ美味しそうとかつて思った『ジャガイモのパイユ』を初めて作りました。

そして、はじめて家で焼きました。ステーキを。豪遊……!


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まず、細切りにしたジャガイモとチーズを焼きます。

(ジャガイモのデンプンで固まるって聞いたけど、半信半疑……)

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ひっくり返すの失敗……!


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盛り付け……!

お腹が空いていたので残りは一気に食べてしまった……!

サクサクで美味しい……ので無限に食える……!

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そしてメインディッシュ……肉……!

スーパーで牛肉をチラッと見て、その値段にビビったので、豚肩ロースだ!!!

豚肩ロースは初めて買ったが、豚コマと値段変わらないので驚いた……!


肉は常温に30分程度置く……!

そして塩と胡椒、多めに振る!

そして焼く!片面ずつ!

片面1分、しっかりフライパンに押し付けて焼き色をつける……!

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そして包む、アルミホイルで……!

焼いていた時間と同じ時間置く!余熱を通す……!

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その後、蓋をして弱火で焼く……!うちには蓋が無いのでアルミホイルの落し蓋で代用……!

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焼けた…………!

ちなみに、皿は肉を乗せる前に温めておいた……!この徹底ぶり、おそろしい……!

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フライパンに残っていた脂を使ったソースをかけ、わさびを添える……!

うめえ……!!!???


うますぎる……!こんなうまいもん、食ってもいいのか……?

わさびうますぎる……!!

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翌日、余った肉を見るとローストポークっぽくなってて美味かった。(写真だと実物よりもピンクに見える)

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そのまま食べたり、インスタントラーメンに乗せて食べたりしました……!

感謝……!圧倒的感謝……!



後日、牛肉の一口ステーキが売っていたので、買ってみた!豪遊……!

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ガーリックステーキらしく、うまかった!

肉とニンニクはうめえな!

ジャガイモのパイユと肉焼いた〜〜〜!!!

漫画ワンピースで食べているのを見て、めちゃくちゃ美味しそうとかつて思った『ジャガイモのパイユ』を初めて作りました。

そして、はじめて家で焼きました。ステーキを。豪遊……!


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まず、細切りにしたジャガイモとチーズを焼きます。

(ジャガイモのデンプンで固まるって聞いたけど、半信半疑……)

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ひっくり返すの失敗……!


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盛り付け……!

お腹が空いていたので残りは一気に食べてしまった……!

サクサクで美味しい……ので無限に食える……!

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そしてメインディッシュ……肉……!

スーパーで牛肉をチラッと見て、その値段にビビったので、豚肩ロースだ!!!

豚肩ロースは初めて買ったが、豚コマと値段変わらないので驚いた……!


肉は常温に30分程度置く……!

そして塩と胡椒、多めに振る!

そして焼く!片面ずつ!

片面1分、しっかりフライパンに押し付けて焼き色をつける……!

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そして包む、アルミホイルで……!

焼いていた時間と同じ時間置く!余熱を通す……!

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その後、蓋をして弱火で焼く……!うちには蓋が無いのでアルミホイルの落し蓋で代用……!

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焼けた…………!

ちなみに、皿は肉を乗せる前に温めておいた……!この徹底ぶり、おそろしい……!

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フライパンに残っていた脂を使ったソースをかけ、わさびを添える……!

うめえ……!!!???


うますぎる……!こんなうまいもん、食ってもいいのか……?

わさびうますぎる……!!

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翌日、余った肉を見るとローストポークっぽくなってて美味かった。(写真だと実物よりもピンクに見える)

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そのまま食べたり、インスタントラーメンに乗せて食べたりしました……!

感謝……!圧倒的感謝……!



後日、牛肉の一口ステーキが売っていたので、買ってみた!豪遊……!

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ガーリックステーキらしく、うまかった!

肉とニンニクはうめえな!

最近好きなおやすみASMR


※ASMR配信…ここでは、高音質・立体音響で耳にきもちいい音をYouTubeで配信してる動画、くらいの意味で


音楽も好きだし、人の声とかも好きだし、とにかく音に過敏なところがあるので、不眠症なりかけの時、ついにASMRにたどり着いた。


ASMRは、聞く前は、なんかえろいやつかな、とか、流れてくるコメントが気持ち悪いことが多いんだよな…というイメージだったんだけど、

聞いてみると意外にもリラックス効果が高くて、ヒーリングミュージックみたいな用法で聞けるなって思いましたまる



●家長むぎちゃん

・朗読+心音よしよし+羊カウント


・♯1〜♯3は普通の声で、♯4以降は囁き声


・#1〜#3は既存の作品を朗読。#4以降はうろ覚えの童話をアレンジして読み聞かせ。(オリジナル童話けっこう面白くて好き)


・囁き声だと小さい音をよく拾うので、#4以降、リップノイズがちょっと気になるかも


・ASMR配信はコメント欄が気持ち悪くなりがちだが、朗読のときはそうでもない。

心音よしよしのときのチャット欄が特に気持ち悪い


・♯4からは妹キャラで、リスナーを「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」と呼んでくれる。(『お姉ちゃん』も呼んでくれるのが個人的にめっちゃいい◎

  ただし、たまに『お姉ちゃん』を忘れることあり)


・たまに英語喋ってるのすき◎


・チャットをよく拾うし、スーパーチャットにはほぼ必ず反応するので、『これ言ってほしい』みたいな要望が通りやすいかも。


・ASMR初めての人でも入りやすいかも。自分はASMRで初めてガチ寝落ちしたのがむぎちゃんだった


●西園寺メアリちゃん

・自然な感じの癒し系お姉さんボイス

(個人的に声がめっちゃ好き◎リラックスできる)


・色々やってるけど、やっぱり耳かき配信が一番好き

(特に、『乾燥してるからクリーム塗っとくね』のところが個人的にすき◎

    ハンドクリームだいすきなので。

    あと、トイストーリー2でウッディが塗装されるシーンも好きだし、とにかくクリーム塗ってメンテナンスするシーンが好き)


・雑談の内容が日常感があってすき◎

(今日あった面白かったことを楽しそうに話してるのがすき)


・リスナーを呼ぶときは大体「きみ」とか「みんな」かな?


・コメントを画面にほとんど出さない

(ASMR配信だと、たまに気持ち悪いコメントが流れてくるので、見なくてすむのはありがたい。

コメントに気が散らないのもいい)


・画面の演出が凝っててすき◎


●周防パトラちゃん

・可愛らしいロリボイスで、CDかな?ってくらいしっかりシチュエーションを遵守して喋る


・炭酸耳かきや、耳マッサージ、スライム、洗髪などなど、意欲的にASMR配信してる。毎回丁寧にやってて、クオリティも高い


・シチュエーションがあることが多い


・タイトルとかがAVっぽくて敬遠してたけど、聞いてみると色んな音が聞こえて楽しかったし、聞こえる音ぜんぶきもちよかったし、めっちゃ眠れた


・炭酸の音とスライムの音が個人的にすき◎


・耳ふーっがすごく上手◎


・毛を使うとき、ゆっくり動かす時の音は好きだけど、がさがさっみたいな激しく動かす時の音はちょっと苦手


・毎回コメントで細かく何分になにがあったか書いてくれてる人がいるので、好きなところにとびやすい


・最近全年齢よりになってきた?かも。最近の方が聴きやすくて好き◎


・終始喋ってるので、後半リップノイズが気になる時があるかも?でも、そんなに気にするほどではない



    上にあげた三人については、もちろんASMR以外の配信も見てるんですけど、作った声より雑談配信の素に近い声の方が可愛く聞こえる現象ある。なんなんだろうあれ。


あとは、外国の方のshoe shineのASMRとか聞いてる。トイストーリーの修理シーンが好きなので。棚から道具出す時の音すき◎


読み返してみたら自分のコメントが気持ち悪すぎてびっくりした


2018/10/15、最近寒くなってきた

最近急に冷え込んできて、つい先週までは扇風機を回していたというのに、今ではストーブを稼働しなくては凍えてしまうほどになった。


肌寒い季節になってくるといつも頭に浮かぶことがあるのだが、それは、『空気が冷たいと音がよく通るのではないか』という仮説である。


先程、春にも夏にも一向に聞こえもしなかった上の階の住人の鼾がはっきりと聞こえた。一人暮らしはつい独り言が増えてしまうものだが、自分の独り言がなんだかうるさいように感じる。


夜間は皆が寝静まっているのだから音が聞こえやすいのは当たり前かもしれない。

しかし、冬の昼間の音の響きは、「冬はあんまり人が外に出ていないから」では説明がつかないだろう。


幼少の頃からぼんやりとあった感覚だが、実際に調べてみたことはなかった。

十年は寝かせたその疑問を、昨日ふと調べてみた。

すると、めちゃくちゃヒットした。

『こんなこと考えるやつ居ないんじゃないかなー』とか思っていた自分が恥ずかしかった。先人は偉大です。


しかも、めちゃくちゃわかりやすい説明がたくさんあった。

ウェザーニュースヤフー知恵袋などもヒットしたが、一番多かった検索結果が『高校物理』の屈折率の一例としてだった。

『物理』として説明されているので、感覚的に頭の中にあった概念を式に表してくれていて、たいへん理解しやすかった。



曰く、

・音は、周囲の温度が高いほど早く伝わり、低いほど速度が小さくなる。(温度が高いほど空気中の分子は活発に動くため)


・n12=sin i/sin r=v1/v2

(入射する音波が速いほど入射角は大きくなり、屈折する音波が速いほど屈折角は大きくなる。逆もまた然り)


・昼間は地表付近の温度が高く、上空の空気は冷たい。

→よって、地表付近を進む音波は速く、真っ直ぐに進むが、上空に進むと温度差で屈折が起こる。気温が下がり速度が遅くなるので、屈折角は小さくなり、音波は上方へと向かう。


・夜間は地表付近の温度が低く、上空の空気は暖かい。

→よって、地表付近の空気が上空に移り屈折する際、屈折角が大きくなる。上空の暖かい空気の中にある音波は速度が大きく、真っ直ぐに進むので遠くまで音が届く。



総括すると、昼間は地表付近の空気が暖かいので近くの音がよく聞こえる。対して夜間は、遠くの音がよく聞こえる、ということでした。


近くの音が聞こえやすいのは当然の感覚なので、遠くの普段聞こえない音が聞こえるようになった分、耳がよくなったように感じるのでしょうか。


読ませていただいた解説のページはどれも図が付いていて、百倍理解しやすかったです。

物理を聞き流して生きてきた自分でもなんとか理解できました。

自分の理解度チェック用に上記の屈折の説明を書きながら、「自分説明下手か?」と気付きました。


久々にカルテット一話から見てる〜〜〜

人の考察を見てたらまた見たくなったので〜〜

自分はマキさんとすずめちゃんが好きです〜〜


カルテットは、ご飯美味しそうだし、美男美女のなかよしルームシェアだし、演奏かっこいいし、音楽で成功しちゃうし、みんな過去がいろいろあってもなあなあにしてやっていける感じが理想郷ですよね。


みんな、衝撃の過去!みたいなものが明かされていくんですけど、寧ろそれを越えて行くごとに仲が深まっていく感もいいですね。


そういえば先日友達と遊びました〜〜。

日々の由無し事を書き留めておこうと思ってこういうの書いてるんですけど、友達と遊んだこととかは忘れないので書かなくてもいいかな〜と、思ってたんですけど。

最近、友達からびっくり家庭事情を聞いて、びっくりしたけど、かっこいいな〜〜、と思いました。

にんげんかんけいは意外性だ、という持論があるんですが、だいぶ長い付き合いでも、お互い秘密がある関係っていいな〜〜と月並みながら思いました。

ガシャガシャのトイカプセルみたいな、何が出てくるかわからないどきどき感がにんげんかんけいの肝だと思います。

友達と同居しようかな〜〜したいな〜〜と思ったこともあったんですけど、同居したらどうなるのかな〜〜って、知らないことがなくなっちゃうんじゃないかな〜〜って不安もあります。

久々に会って、「朝ごはん食べてきた?」「何食べた?」「最近なにかした??」「最近見てるのなんかある?」みたいな会話もなくなっちゃうんだろうな〜〜って。


恋愛観とか、家庭環境は、やっぱり秘密ってわけじゃないけど、なんかあんまり仲良くないと、仲よくても、話せないものだったりします。

そのほかにも、そんな話すような大したことじゃないけど、ちょっと面白いことあったな〜〜ってことも、共有したかったり〜〜、同居とかしてたら共有できたのかな〜〜って思うことがあります。

カルテット見てると、唐揚げにレモンとか、そういうちょっとした、悪く言えば煩雑なことを楽しめてるのがいーなーって思いました。


そういうのを楽しめるほど余裕のある人間じゃないので、もーちょっと徳を積めば、同居とか、できるのかな、と考えました。


産みの苦しみ。長編小説をこつこつ書いてるよ〜〜

自分はwordを使って、かれこれ一ヶ月以上一つの作品を書き続けている。

現在は約56000文字、400字詰め原稿用紙140枚ほどの分量になっている。

ちなみに、この作品はこれでおよそ半分程度。


自分は書き始めた当初、こんなもん一週間で完成するでしょ!と余裕だった。

何故かというと、まず、話自体は3年前から練っていたもので、キャラ固めなどが完璧といってよい完成度だったからだ。

そんなだから、もちろん話の大筋だけでなく細かなサブストーリーまで決まっていた。起承転結のプロットも書き起こしてあった。

頭のなかでは完璧に完成していたのだ。


産みの苦しみその1:小説のつらさ


自分は、実を言うと、はじめは漫画媒体で書き進めていたのだ。

そこで初めて気づいたことがあった。漫画で書きためていたネタを小説に書き起こすと、テンポが早すぎるのだ。

漫画は、細かな説明は要らない。コマとコマの間で時間が飛んでも、そこは各々が想像してね、ですむ。むしろ、説明しすぎはテンポが悪くなるのだ。

対して、小説は、細かい描写がモノを言う。天気、風景、日時、服装、持ち物、心情を細かく描写し、読者を実際にその世界にいるような気持ちにさせるのだ。

自分は、漫画のネームは一瞬で書き上がる。自分の中にテンポがあるからだ。

しかし、小説は漫画では一コマで済む場面に、おそろしいほど多くの描写が、文字数が必要になるのだ。


産みの苦しみその2:冒頭とラストだけ書ければ十分です


人は何故小説を書くのか。

書きたい場面が、主張が、あるからだ。

ラストシーンを書くのはすごく楽しい。アガる。けれど、そこに辿り着くまでの紆余曲折が地獄なのだ。

読者のため、作者は山あり谷ありも緊迫感をもって描かねばならない。ぶっちゃけ作者はこの後どうなるか知ってるんだから、この辺適当でいいよ。という気持ちでいっぱいだ。

勿体ぶらなくていいから、はやく次いこ。そこの二人無駄な喧嘩しないで。

作者としては、登場人物たちには一直線に感動のラストに進んでいただきたい。だが、それでは読者は納得しない。

ラストまでに、何度もダレるのだ。

主に作者の気持ちが。


産みの苦しみその3:漫画以上に集中力使うところ


小説のつらいところは、自分で書いたものを自分で読み返すときよく分かる。

漫画なら、ぱらーっと読める。それで、全体としてここの流れがーとかわかる。

だが、小説は、例えばみなさんは一冊読むのに何時間かかるだろうか。自分は1時間か2時間といったところだが。

これを作者は何度も何度も読み返すのだ。クオリティのため。

何ヶ月もかけて一つの作品を書いていると、キャラの心情に一貫性を持たせるため、また、作中では昨日のことが作者の頭では一ヶ月前のことなのだから、昨日のことのように思い出すため読まねばならない。

それだけで、死ぬほど集中力を使う。死ぬほど腹が減る。

小説を書かない人は、約200ページの一冊の本を想像してほしい。一回通して読むだけで2時間ほどだろうか。読んだ後はすごく疲れるだろう。同じ本を読み終わってすぐもう一度読もうなんて思わないはずだ。

それを、毎日毎日、1日になんども繰り返す。そして作品全体を通して、登場人物全員の心情や細かい伏線を全て考察しなくてはいけないのだ。


産みの苦しみその4:めくるめく群像劇


自分が今書いている作品は群像劇なのだが、群像劇特有の苦しみがある。

視点が次々に変わるので、感情移入に時間がかかるのだ。

自分はキャラクターに感情移入して、家庭環境や過去や性格をトレースして、ようやく筆が乗るのだ。

それが、視点が変わった瞬間、自分だった人は見知らぬ理解できない赤の他人になってしまう。

自分はそこが群像劇の面白いところだと思っている。それぞれの行動原理がきちんとあって動いているのに、視点が変わると理解できない恐ろしいものになる。そこが好きなのだが。

人格を切り替えるたびに前の話を読み返すので、とにかく疲れる。

また、一度感情移入すると、筆が乗ってとまらなくなる。お腹が鳴っても、瞼が重くなっても。次にいつ乗れるか分からないのだから、書いてしまおうとして、生活がガタガタになる。

また、一ヶ月の中で、どうしても筆が進まないときがあった。そういうときは、2、3日離れた。乗ったときに一気に書いた。

自分の経験談としては、お風呂後が一番乗る。お風呂前が絶望的でも、湯船に浸かって頭を揉んでいると、詰まっていた栓が抜けたかのように次々と話が頭を流れ出す。

そして一気に書いて、とにかくお腹が空くまで書く。


産みの苦しみ5:こわい〜消費エネルギ〜〜


緊迫のシーンを描くとき。

書いていると自分もどきどきし、未知の恐怖を実際に感じる。そのライブ感で一気に書き上がるのだが、じぶんの寿命が縮むくらいどきどきして、書き上げてみるとたった5ページなのだ。

消費エネルギーが割りに合わなすぎる。

しかも、なるべくライブ感を出すため、舞台は自分の部屋に近い間取りにする。すると、めちゃくちゃ怖い。もう、本気で怖い。さっきまでリラックスしてたのに、急に後ろ振り向けなくなる。

自分の「未知の恐怖」の描写ぱない。ガチホラー。


産みの苦しみ6:自分の日本語が信用できなくなる


自分たちの生活には多くの誤用がある。ちょっとした言葉でも、むしろ、これは正しいだろ、という言葉こそ間違っていたりする。

それが恐ろしくて、いちいち言葉を調べる。大体は合ってる。だが、ごく稀に誤用が見つかると、やはり、とますます慎重になる。

特に誤用が多いのは、やはり動詞と形容詞だ。動詞は本当に変化しやすい。

動詞が変形したような名詞も、誤用が多い。

いや、それは自分の体感で、実際は多いなんてことはないのだが、もう、疑心暗鬼だ。


産みの苦しみ7:必要な知識を調べる


あるときは宇宙、月、星の図鑑を熟読し、あるときはネットで最近の盗聴器の型や値段を調べ、あるときは死体の腐敗速度を調べ、あるときは聖書を読み、あるときは特定の病気について調べ、あるときは警察庁のサイトを遡って犯罪統計に目を通す。

とにかく、小説には正確な描写が求められる。それに、聞きかじりの知識じゃいけない。きちんと熟読し、自分の頭で理解しなければ小説には書けない。

特に犯罪ものとSF書いてるときは地獄。

昔SFが舞台のミステリ書いたときが一番の地獄だった。

いや、宗教と、生育環境における発達と、精神疾患と、機能不全家族の子どもたちと、世の善悪と、犯罪心理学とが絡む制作中のやつも地獄。

特に、自分はミステリが好きなのだが、警察庁の白書には、皆さん一度目を通して見た方が良い。死ぬほど分かりにくい。

性別による犯罪発生率、年齢による犯罪発生率、殺人の発生率などのデータが欲しかっただけなのに、何時間もネットを探し歩いた。


また、ネットで調べ物をしていると、面白い論文に出会うことが度々ある。

だが、たいていは出典がいまいちよく分からないのだ。どこぞの大学の名前が書いていたりもするのだが、どこまで確定情報として扱ってよいものか、悩むときもある。

そういった時は、過去のさまざまな専門書の読書体験や、学校で身につけた教養が生きてくる。


ところで、一番辛いのが歴史だ。

自分は特に、病についての読書体験が豊富である。逆に、門外漢な分野が歴史だ。

中学生までは面白く歴史を勉強していたが、高校に入ってから理系に進み、理系に進んだみなさんはそうだと思うが、受験では地理が推奨される。

文系に進めばよかった、とめちゃくちゃ後悔している。というか、普通に全分野勉強したい。

学校というところ以外で、教養や専門知識を得られるところがほとんどない。これは問題のように思う。

というか、どうしてしたい勉強ができないのだろうと昔から思っていた。教育って権利じゃなかったのか。

自分は、若年層のみなさんに色々なものを得る機会を、小説によって作りたいと思っているので、専門知識はなるべくたくさん入れたい派です。


産みの苦しみその8:苦い実体験


自分はけっこう奇異な青春を過ごした。

周りにも、キャラクター性の強い友人が沢山いた。自伝にしたら、自分の人生めっちゃ面白いと思う。(自分には苦い思い出ばかりだけど)

さらに、自分は感情移入して書き上げるタイプである。

結果、半分くらいが実体験をベースに書いたものになる。

キャラクターたちがそれぞれ体験する逆境も、ほとんど自分が体験したものだ。ひいひい言いながら書く。

しかも、作中では解決させるが、実体験では解決の日の目を見なかったものばかりだ。つら。



書こうと思えばまだまだある。

小説に精神と生活をがりがり削られているが、自分の精神をいつも助けてくれたのもまた小説だ。

仕方ないなあ。って感じ。

DV被害者の心情に近いものがある。


王谷晶さんの『乳、帰る』というエッセイを読んだよ〜〜笑

Twitterで、河出書房新社さんのツイートを遡っていた時のことだった。自分は活字中毒で、その日も面白い本を探していたのだが(まだ積んでいる本があるにもかかわらず)、本だけではなく、さまざまな記事が紹介されていた。

自分は学生身分なので、さいきんはお金がかからず短時間で読めるブログ記事にはまっていた。

そこで読んだ王谷晶さんのエッセイをきっかけに、高校生時代のさまざまな苦い経験がよみがえったので、感想といっしょに記しておこうと思います。


まず、エッセイを読ませて頂いた上での感想なのですが、自分がいちばん感じたのは、『あるある』という共感でした。「ほんそれな!」って感じで読ませて頂きました。

何がって言われれば、やっぱり、腹の肉を摘んだり、二の腕をなんとなく揉んでみたり、足の肉を触ってみたり、それと同じくらい胸の肉を摘んでみることはあるということです。

はじめて自分の腹の肉を触ったのがいつかなんて、5歳かもしれない、3歳かもしれない、もしかすると0歳かもしれない。それくらい、何も特別なことはないってことです。

それから、本当はただそれだけのことなのに、男女問わずさまざまな想像を広げる人がいるということです。

自分は今、そのことについて苦もなく語れますし、エッセイ記事についても共感したり、笑ったりしながら読むことができました。

でも、高校生の頃の自分が読んだら、全く違う感想を抱いたかもしれません。それがどんなものか、今の自分には想像もつきませんし、もしかしたら読むことすらできなかったかもしれません。


ここからは高校生時代の話になるのですが、まず、自分の高校生時代はいろんなものに抑圧されていました。

トップクラスにクソオブクソな家庭環境や、片田舎の自称進学校や、クラスの男子の横柄な態度や雑然とした感じや……。自分はおそらく感受性が強い方だったのか、あるいは単に受け流すのがへたくそだったのか、細かい日常の嫌なことに気がついてしまって、いちいちショックを受けたりいらいらしたりしていました。

閉鎖的な田舎だったせいか、『古い時代にはこういうのがまかり通ってたよね』ということが、今も実際のこととして起こっていたのです。たった一年前の話です。

自分の家庭環境については、親がクソ無責任だったで済むかもしれませんが、学校については、公的機関です。公立高校でした。でもクソでした。

クラス委員長に男女1人ずつが立候補したときも、先生が勝手に男子の方を委員長に選んでしまったし、長期休みには逃げられない山(地元の、春なのに雪降ってるような標高の、ガチの山)の中などに連れて行って、生徒に強制的に意味のない課題の山をこなさせます。新しい先生は、生徒がつぶれないように頑張っていましたが、古い先生はひどかった。

同級生たちは、学年が上がるにつれ、徐々にぴりぴりしてきました。

さて、中高生くらいの男子には何が起こるかというと、イキリだします。中には、胸の大きい女子を噂したりするクソもいます。あいつらバレていないつもりですが、声が大きい。

また、女子にも男子的価値観に染まった子がいたりして、茶化したり、からかったりする友達もいました。さすがにその時は本気で『そういうことを言われるのはいやだ、傷つく』という意思表示をしたのですが、冗談のつもりだったその友達は、自分の真剣な様子に驚くばかりで、謝りもしなければ、『もうそういう話はしない』とも言いません。『イヤミ?』などと言ってきて、また茶化したりします。そういう子とは、あまり話さなくなりました。

また、冗談のつもりで触ってくる友達もいて、気にしていた自分にはめちゃくちゃショックでした。同性でも何でも、人の体に勝手に触っていけないということです。

もちろん、そういった話題を取り上げない子や、ちゃんと話を聞いてくれる友達も沢山います。それも確かなことです。

自分は胸が目立つせいで、好きな服が綺麗に着られなかったりするとすごく悲しいし、下着のサイズが難しくてきつかったり、運動で不利になって、それで好きだった陸上をやめることになったり、好奇の目にさらされたり、良いことなんて一つもない。それどころか、悪いことばかりで、忌み嫌っていました。ですので、そういう話題に過敏になっていて、触れないようにしてきました。


高校生くらいの頃は、自分で環境も選べないし、周りの人間も選べない。今高校生以下の年齢の方は、多感な時期なのにそんな環境に晒されてすごく大変だと思います。



〜ここサビ!!!〜

それで、ここからがエッセイを読んで思い出したこと、聞いてもらいたい〜サビ〜なのですが、それは高校三年生の頃です。

保育園からいっしょの友人がいました。途中で違う学校になったのですが、親交は続いていました。

その友人と、ショッピングモールを歩いていた時です。前後の流れは忘れてしまったのですが、突然、

「でも、家にいるときとか、自分の胸触ることってあるよね」

と言ってきたのです。

自分は驚きましたが、その子とそういった話をすることは、不快ではないように感じました。積み重ねてきた時間があったからかなと今では思います。

自分が突飛な発言に驚いていると、友人は不安そうになって、

「え!え?!でも、実際あるよね!」

と確認するように言ってきました。

そこで自分も、早く答えなくてはと思い、

「うん、あるある。めっちゃある。なんか触りやすいよね」

と、めちゃくちゃ同意しました。

本当に何気ない会話の流れで、細かいところは覚えていないのですが、他にも「あと、下着ずれることって結構ない?今もちょっとはみ出てるんだけど」と言われたように思います。

自分は、あると答えながら、実際あるのですが、どうしてその友人がそんな話をはじめたのか分からず、困惑していました。

自分の心中は、『これショッピングモールでする話か??笑笑』って感じでした。

どうしてだろう。その前に、服屋とか下着屋とか、見てたからだっけ?


自分は、今になってようやく、あの頃を客観視して、今は胸に関してこれっぽっちも思うところはない、と言えます。

それはいつ頃からかと言えば、高校卒業したことも契機ではあったとは思いますが、やはり、その友達との会話も影響があったと思っています。

その時は、『なんだその話題チョイス笑笑』って感じだったけど、今振り返ってみると、友人の話し方の違ったところは、胸の話を性的なメタファーにしたり、偏見を持った意見を言わず、自分の胸についてだけ「たまに触ることあるよね」と述べたことです。

その話を特別なものにせず、数ある雑談の一つとして述べたことにあります。


また、その当時は気が回らなかったこととして、どうしてその友人が突如そのような話をしたのかということです。

もしかすると、その友人も似たような悩みを人知れず抱えていたのかもしれません。

自分は、昔のことを思う時、いつも自分のことで手一杯だった自分を悔やむことがあります。

たしかにあの頃の自分は、虐待、うつ、対人恐怖(とくに男性恐怖・嫌悪)のオンパレードだったのですが、それにしても自分の鈍感さに、無力感に苛まれることがあります。

その友人が話したことが、あの頃の手一杯だった自分の中にすとん、と落ちたのは、そこに、『同年代の、同じ性別の、似たような境遇の2人の、小さな共感』があったからだと思います。

自分がその頃胸の話が嫌いだったのは、人の無邪気な悪意のほかにも、誰にも共感を得られず一人で悩んでいたからだということもあったのかもしれません。

共感には、一人で悩んでしまって、視野が狭くなっているひとをすくいあげる力があります。

そういう意味では、こちらの王谷晶さんのエッセイは、今悩んでいるいろんな人に届く、共感があると思いました。

思春期の子どもには、自分が悩んでいる、困っていることにすら気付かず、もやもやした気持ちを抱えている子も多いです。

そういった、現在悩んでいるいろんな人にとって、発見や、共感や、救いがあればなあと思わずにはいられませんでした。


追記

(自分と同じような悩みを持ってるみんな〜〜〜!!!

一生こんな風なのかなって思い悩む事もあると思うけど、じぶんは、地元を捨てた今、めちゃハッピ〜〜〜〜です!!!

自分の好きなことして、自分の好きな料理作って、自分の好きな服着て、好きに友達と旅行したり、最高〜〜〜〜です!!

現在の子は、大人になるとすごく大変!って育てられてるけど、まあ実際大変かもだけど、自立するって超〜〜〜〜はぴねすです!!!

自分でどこへだって行けるし、なんだってできるし、クソみたいな世界からも逃げられます!!!!

クソ田舎のクソ家庭でも、人生あきらめないで〜〜〜〜!!!

自分は高校の時、親に追い出されて路頭に迷ったけど、いまは自己肯定感上げるべく自分のやりたいこと、たくさんしてます〜〜〜!!!

気になってた本も買う!!!YouTube見る!!!いっぱいご飯作って食べる!!!

誰にも強制されない、好きな勉強をする!!!自分がつくったものを発信する!!!

なんでもできる!なんでもなれる!

朝からプリキュアも見る〜〜〜〜!!!)


https://tapirbite.hatenablog.com/entry/2018/08/04/005107