初!クッキーとパン焼いたわ〜〜〜!!!
こんにちは、はじめまして。私、tapirっていいます。こっちはオーブントースターで焼いたクッキー!
そして、こっちがフライパンで焼いた炭!
「FF外から失礼します。それ、食べ物を粗末にしていませんか?クッキーが食べたくても食べられない人もいるんですよ」
でも大丈夫!安心して
ほら、裏返してみると、焦げたのは片面だけ!焦げたのは表面のみだったから、中はちょうどよくさくさくで美味しかったよ!🙆♀️
フライパンで失敗した原因は、火が強すぎたこと!
(使った材料:薄力粉、バター、卵黄、砂糖、塩)
調子に乗ってパンも焼いたよ〜〜〜
こっちはオーブントースターで焼いたパン!ちぎりパンのつもりだったけど、なんだか丸パンみたいだね
もう半分の生地は、フライパンで焼いたよ〜〜
こっちはちぎりパンみがつよいね
そういえば焼きたてをつまみ食いしてたわ笑
(使った材料:薄力粉、水(あるいは牛乳)、バター、ドライイースト、砂糖、塩)
パン作ってる時とか焼いてる時、勝手に膨らんでるのみてひいた。可愛いからペットにしようかとも思ったけど、べとべとしてるじゃん。
中には、
・チョコ
・ベーコン&チーズ
・ベーコン&玉ねぎ
・ウインナー
などを採用しています
ベーコン&玉ねぎの上に、マヨネーズとチーズとベーコンを乗せて、トースターで焼いてから食べるとまじでうまい笑笑
焼きたて!!ジャぱんって漫画あったじゃん?ていうか、「やきたてじゃぱん」って打ったら予測変換に正式名称でてきたんだけど高性能すぎ笑笑
自分パン作るの初めてなのにパンこねるのうますぎてこれ太陽の手じゃんって感じ笑
具材は勘定せずパンのみの原価を計算すると、原価300円前後で手のひらサイズの丸パン16個ってとこかな??
一個あたり18円程度だね
みたいなことをすぐ考えがち〜〜
実際、クッキーは50分程度(生地を寝かす、焼く時間も含めて)、パンは2時間以上かかってるから、時給換算するとびみょー。時間が余ってて、かつ節約はしたいけどお腹いっぱい食べたいって人ならいいかも
クッキーもパンもはじめてつくったけど、レシピ通りやったらうまくできたし
小麦粉料理ならお好み焼きもいいけど、あれは肉がないとあまりおいしくないからな〜〜
他には、うどんも何回かうってるけど、おいしくならない〜〜あとすぐ食べちゃう〜〜
パンはおいしくなってお腹膨れるけど、時間かかるし、べとべとする〜〜
コメ最強説笑笑
ていうか、クッキーとパン作ってみて分かったけど、えぐい量の砂糖入れてるよね笑笑
クッキーは砂糖四分の一カップ、パンは砂糖15gって笑笑
分散されてるからパン一個あたりの砂糖の量は1g未満なんだろうけど笑
引くほど砂糖入れたよね笑バターも笑
バターっていえば、潰したジャガイモにバター混ぜただけのものマジうまい
ていうか、自分のテンションひくわ
でも食い物の話は永遠に語り継ぐことができるわ
ちゃんとしたオーブンなくても意外といけるから、新しい趣味開拓したい人やってみてな〜
フランツ・カフカの『城』を読んだ人〜〜〜読んでなくてもいいよ〜〜〜
昔、フランツ・カフカの『城』を読んだ話。
フランツ・カフカといえば、やはり有名なのは『変身』であろう。グレゴール・ザムザという気の毒な男が毒虫に変身してしまう話である。
『変身』がなぜ代表作として知られているのかは寡聞にして存じ上げないけれど、カフカの他の作品を読んで、他の作品に比べて『変身』がいかに読みやすいかということに気がついた。
『城』は、Kという男が測量技師として城に呼ばれる所から始まる。だが、Kは一向に城に辿り着けないし、不思議なことばかり起きる。
おそらく全体が何かの比喩になっているのだろうが、(例えば、なにかを達成できない自分、自分の仕事に無理解な周囲、理不尽な現状など)とにかく一度読んだだけでは状況が把握しづらい。ので、何度もページを戻って読み返すことになる。
その世界では妙な理屈がまかり通っていて、全ての登場人物がそれで当然という顔をしている。かつ、話し方が抽象的で、極めて回りくどい。世界観に入り込むのに非常に時間を要するのだ。
ただでさえ分かりにくい世界観であるのに、時代背景の違いもまた、われわれ読者を悩ませる。それがその時代にまかり通っていた理不尽なのか、『城』独自のルールなのか、判別が難しいという点でだ。
決して単刀直入に物を言わず、事を運ばない。ドーナツの穴のように、真実の輪郭をなぞって、真実以外なら全ての事柄を教えてやろうという物言いに、いらいらさせられながらページを繰る。
もしかすると、何かそういう類の理不尽なことがあって、その気持ちをカフカは書いているのかもしれない。
とにかく長いページ数があるので、読んでいく内これはそういうものなのだと順応していくことはできる。遠回しな物言いも、そういうものだと思えればなかなか面白く感じてくる。その読者の心情は、だんだんとその村の価値観に順応していくKのものと重なる。
ところで、自分も抽象的なことしか言えないのは、自分が何を読んだのか説明できないからだ。おおよそ2000ページほどかけて、何が行われ何が起こったのか、これっぽっちも説明できないのだ。
もしもKが、城にたどり着いてくれたら、これはKという男が城にたどり着くまでの苦難だ、とでも言えるだろうに。
どこにも辿り着けないという点では、この作品はたしかに人生に似ているかもしれない。
自分は、中学生の頃と高校生の頃の二回、この作品を読んだ。一度読んだ本のあらすじは絶対に忘れないのだが、この作品だけはどうしても主題が、伝えたいことが、分からない。よって、あらすじを説明できないのだ。『流刑地にて』なども読んだが、とにかくあらすじが説明できない。何が起こったかと問われれば、何も起こらなかったとすら言える。
そして、ここからが、自分の『城』の読書体験における最も重要な部分なのだが、この『城』という作品は、未完なのだ。
自分は、これを読み終えるまで、その事実を知らなかった。
およそ2000ページもの分量、不可解な世界設定、今まで見たことのない種類のお話。一体どう風呂敷を畳むのかと期待が大いに高まっていた自分は、最後のおかみのぶつ切りの台詞を見た瞬間、がつんと金槌で頭を殴られたような衝撃を受けた。
これで終わるというのは、どういう意味が込められているのだろうと、必死に頭を巡らせた。誤植かとも思った。そして、調べてみると、なんと『城』は未完の作品だったのだ。
自分が『フランツ・カフカ全集』で『城』を読んでいたが故に起きた悲劇であるとも言える。
全集だと、残りページも分からないので、より終わりが突然に感じる。
サビのない歌を聴いた時のような読後感だった。
この歌のサビここかな?あ、いや、こっちか?え、歌終わった!全部がサビだったのかあ……。
(サビ)
残念ながら読書が趣味の友達が居ないので、この趣味について語り合うことはできないのだが、もしこの本を読んだという方がいらしたら、ぜひ感想を伺いたい。
高校生の頃、感想をググったのだが、『いきなり終わってびっくりした!』という感想は残念ながら見つからなかった。
また、『意味わかんなかった!』とか、『人生を感じた!』など、各々が純粋に思ったところを聞いてみたい。そのためにこの記事を書いた。
ここからは余談になるが、自分の特に好きな、『銀河鉄道の夜』も未完の作品である。『銀河鉄道の夜』は宮沢賢治の死後発見された作品で、未完成だったその原稿を継ぎ接ぎして世に出したそうだ。
継ぎ接ぎの仕方に何種類かパターンがあって、全集の中に『銀河鉄道の夜』がいくつか入っていたので、比べてみることができた。(はじめはいくつも載っているのは誤植かと思っていた。)
削られて簡潔になっていたり、繋ぎ方や順番が前後してはいたが、ほとんど同じような話にはなっていたと記憶している。おそらく博士が出てこないパターンが、いちばんポピュラーな終わり方だろう。
未完の大作とは、未完だからこそ大作になるのだろうか。とよく分からない事を考えた。ここ書き足したい、みたいなのが永遠にできるから。
『城』や、『銀河鉄道の夜』、『フランツ・カフカ全集』、『宮沢賢治全集』は、電子書籍などでも無料で読めるので、時間がおありでしたらどうぞ。
著作権法が改正されるらしいけど、どうなるんだろう。
自分の読書歴は、地元の図書館によって培われているのだが、著作権法が改正になっても図書館がしっかりと機能していればお金のない子どもの読書する機会は失われないとは思う。
図書館には流行りの新作から、不朽の名作、専門分野の関連書籍などがあり、広く知識を得るには良い場所だと思う。図書館でジャケ選びやタイトル選びなどして、思わぬ名作を発見した時なんか、得難い喜びがあると思う。
そうして出会った本はたくさんあるが、『だれが君をころしたのか』が特に心に残っている。
今では地元を離れたので、今度読むとすれば電子書籍で買うか、通販で買うか、悩みどころだが、ぜひもう一度読みたい本だと言える。
もう一度読みたい本というのは、この場合、『読んだ時々によってまるっきり違う考え方のできる本』という意味だ。
現在の自分がどのような感想を抱くか、純粋に興味がある。また、読む人の境遇によっても印象が変わる本だと思うので、なるたけ多くの感想を聞いてみたい。
凪のお暇4巻を読んで〜自分がめっちゃ大事だと思ったこと〜
前の記事では長々自分語りに費やしてしまったので、4巻を読んで、すげー大事だなと思った、自分が得た教訓を書きます。
幸せの青い鳥は、自分で捕獲しなきゃいけないってことです。
実生活が辛い人にはあるあるだと思うんですが、本の世界への逃避から始まり、ネット環境を得ることでネットに逃避し、しまいにはネット依存気味になるということです。
初めてネットに触った時は、出来る事がたくさんあって、いちいち感動したものですが、今思い返すと、ネットの中で何に感動したかなんて、全く覚えていません。
自分の中に、何も残っていないのです。
ネットをしている間は時間を忘れるほど楽しくて、けれど、現実に帰ると自分の時間は全く進んでいません。もう夜なのに、お風呂もまだ、洗濯物干しも途中、勉強も進んでいない、あれだけ好きだった本も平積みです。
前回海に行った話をしましたが、そして4巻でも海に行くエピソードがありますが、まさにそれです。
自分はそれまで、海なんてネットで検索すれば画像で出てくるじゃん、と思っていました。
あまり擦れていない、斜に構えたりもしない子どもだったとは思うのですが、そういう分かった気になっているところがありました。作中の凪ちゃんとおんなじ心境です。
それでも、自分は海に行って、めちゃくちゃ感動しました。
もしかすると、親と一緒に行ったらそうは思わなかったでしょう。海のことが嫌いになっていたかもしれません。
一人で海に行ったとしても、また違った感想を抱いたでしょう。自分は自己評価が低かったからです。
友達に対して素直な気持ちがあったからこそ、素直に感動できたのだと思います。
また、その時の光景は、今でも鮮明に頭の中に思い描くことができます。
すごく天気が良かったこと。からっと晴れていて、日差しが目を焼いたけど、決して不快じゃなかったこと。空がすごく青かったこと。海も同じくらい青かったこと。水平線が、ずっと遠くにあったこと。遠くに見える島に、カモメがたくさん飛んでいたこと。友達の爪がネイルできらきらと光っていたこと。
自分はその時、自然と写真を撮りました。今まで写真を撮る習慣なんてなくて、他人が写真を撮る気持ちも分かりませんでした。
けれど、その時、はじめて写真を撮りたいと思う気持ちがわかりました。
これか、と思いました。
自分で撮った写真は、すごく綺麗でした。
その時はとくにSNSに投稿したりしていなかったのですが、ひとに見せたくなる気持ちもわかりました。
ネットで見た海の画像は一枚も思い出せませんが、その日撮った写真のことは、色鮮やかに思い出すことができます。撮った枚数まで覚えています。
そして、かつて写真を撮ってネットに上げている友達を、どうしてそんな意味のないことをするのだろうと思って先入観で見ていた自分を、恥ずかしく思いました。
これも、凪ちゃんと同じ心境ですね。
運悪く自分を育ててもらえなかった自分達は、自分で自分を育てていかなくてはいけないのだと思います。
幸せの青い鳥は、いわばレベルアップ報酬です。
幸せを探しに行くことで、さまざまな失敗をし、酸いも甘いも噛み分けて、経験値を稼ぎます。
経験値を稼ぎ、人生観がレベルアップしたところで、はじめて目の前に転がっている幸せに気づきます。
体を壊して養生の大事さに気づき、忙しくなって時間の貴重さに気づく。
知識として得たそれと、実体験として得たそれでは、得られる経験値が、実は全然違います。
他人から与えられた青い鳥は、自分のものになってはくれません。
自分で掴みにいった幸せには、さまざまな思い出が付随します。
「あの時は焦りすぎて失敗したよね笑笑人生の底がここかと思った笑」という紆余曲折の思い出こそが、青い鳥を青い鳥たらしめていると言えます。
幸せの形は、自分で選ぶことができます。
目的であったはずの幸せが、ただの手段であったと気付くのです。
今つらい人も、昔つらかった人も、がんばりました。えらいです。
自分も高校生の時は、卒業することが怖かったです。ようやく自由になれるのですから、同級生たちほど恐れてはいませんでした。けれども、自分達の世代は大人になることが恐ろしいことのように言い伝えられていましたから。
でも、大人になるってことは、悪いことじゃないです。何でも自分でできます。自分でどこへでも行けます。補導もされません。
自分で幸せを掴みにいけます。
自分にとっての青い鳥は、おいしい食べ物と、自分を長年支えてくれた本・創作活動・友達・自分です。
これらの共通点としては、他の誰でもない自分が自ら選んで、掴みにいったものということです。
つらかった時期、一度は手放しそうになったし、離れたこともあったけど、やっぱり最後には持っていたものです。
同作者さんの『珈琲いかがでしょう』も、人間を様々な切り口から描いていて、その実全部がありふれた恥や失敗で、共感も羞恥もあって面白いです。
また、一話完結型でありながら一つの大きな物語が進む群像劇っぽいところも好きです。
これからは読書体験記とか書こうかな。
夢野久作の『鉄槌』
入江君人の『神さまのいない日曜日』は全人類読むべき。
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凪のお暇4巻読んだよ〜悲しい育ちの人あるある〜
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